栃木県日光市には、世界一長い並木道である日光杉並木街道があります。
全長35キロ以上、1万本以上の並木が続いているそうです。
日光旅ナビに以下の記載があります。

平成3年には「世界一長い並木道」としてギネスブックに認定され、「日光街道杉並木まつり」や「杉並木マラソン」などの催しも行われています。

長さだけでなく、史跡的に価値が高く、特別史跡であり特別天然記念物に指定されている日本唯一の場所であると、wikipediaに説明があります。

日本で唯一、国の特別史跡および特別天然記念物の二重指定を受けている

そんな日光杉並木街道ではありますが、並木数が減り続けていると栃木県のウェブサイトに説明があります。いつまで残って欲しい風景ですが、将来的には無くなってしまうのかもしれません。

松平正綱、正信親子によって植えられた並木杉は、一説に5万本ともいわれていますが、現在では12,350本ほどになってしまいました。昭和36年に日光東照宮が並木の台帳を作成した当時の本数16,479本と比較すると、約4,000本が減少しています。

その原因としては、台風などの自然災害や杉自身の老齢化もありますが、車社会の進展や街道周辺の開発による樹勢の衰えなど生育環境の悪化が指摘されています。もし、このままのペースで杉が減少し続ければ、近い将来杉並木の見事な景観が失われてしまう恐れがあります。

日本一、そして世界一長い並木は、日光杉並木街道ですが、ケヤキ街道に限れば日本一長い並木が埼玉県所沢にあります。
こちらは約17キロ続いているそうです。