平成26年度データによると「焼・味付のり」は、福岡が16.3%でトップ。
福岡に続くのが、佐賀10.1%、愛知9.0%、千葉8.5%、大阪5.9%と続きます。
海苔と言えばご存じ有明海で、その有明海と面する福岡・佐賀のワンツーフィニッシュとなりました。
(養殖の量のランキングでは、佐賀がトップです)
日本人になじみ深い海苔ですが、古い記録では奈良時代に編纂された常陸国風土記の中のヤマトタケルの物語の中に登場します。
ずっと長い間、日本のコメ文化に寄り添ってきた存在ということでしょうか。
1位 | 福岡県 16.3% |
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2位 | 佐賀県 10.1% |
3位 | 愛知県 9.0% |
4位 | 千葉県 8.5% |
5位 | 大阪府 5.9% |
データは「平成26年水産加工統計調査」の食用加工品を参照しています。
[…] 平成26年度データによると「のり (海苔)」の養殖は、佐賀が23.5%でトップ。 佐賀に続くのが、兵庫17.0%、福岡14.6%、熊本12.1%、香川5.6%と続きます。 海苔の加工生産では、福岡・佐賀の有明勢がワンツーフィニッシュを〆ましたが、養殖においては明石海峡がある兵庫の存在感が強く2位にランクインしています。 宮城等、東北地方にも強い養殖地はありますが、海苔は圧倒的に西日本が強い食べ物となっています。 […]
[…] また、有明海は海苔も有名です。 全国の半数近くの海苔が有明海で生産されており、佐賀県が海苔の日本一の養殖生換算重量を誇り、福岡県は日本一の焼・味付のり (海苔)の生産量を誇っています。 それ以外にも、有明海は日本一の干満差 (潮位差)でもあります。 […]