2019年度(令和元年度)の産果樹生産動態等調査の「かんきつ類以外の果樹【落葉果樹】」にサルナシ(猿梨/こくわ/ベビーキウィ)の収穫量が掲載されています。サルナシはマタタビ科の果物で、猿の好物だったことから、サルナシと呼ばれるようになったと言われています。旬は9月-10月ごろで、高冷山間地の植物であり現在も山間地域メインで栽培されています。
収穫量1位は福島で6.1トンの52.6%、2位山形で2.0トンの17.2%、3位北海道の1.6トンの16.4%となり、福島が圧倒的に多い状況です。産地である福島では2017年に全国さるなし・こくわサミットが開催され、22年には第4回も開催されています。産地ならではの取り組みですね。
※単位t
福島 | 6.1 | 52.6% |
山形 | 2.0 | 17.2% |
北海道 | 1.9 | 16.4% |