NHKドラマのあまちゃんで注目を集める海女ですが、日本一数が多いのは三重県でした。
三重県のウェブサイトに掲載されている「海女習俗調査報告書【H24・H25年度】の第一部」に記載があります。
海女が、様々な場面で取り上げられ、これほど注目された時期というのは記憶にない。日本国内には、いま1,849人の海女が活躍しており、そのうち978人が鳥羽・志摩地方で暮らしている。
この記載では三重県の他の地域に何人住んでいるのかわかりませんが、鳥羽・志摩地区だけで全国の52.9%の海女さんが住んでいる計算となり、過半数を占める数が三重県内にいることが分かります。
この2000人弱の人数ですが、wikipediaによると最盛期から見るとかなり人数が減っているそうです。
戦後はウェットスーツなど潜水装備の充実や中華料理の普及によるアワビ需要の増加により海人が一時的に増加し、1956年には約1万7千人にまで達したが、その後は減少に転じ、2010年には2174人にまで減少した。
また、wikipediaによると、海女スタイルの素潜り漁をしているには、日本と韓国だけのようですよ。
なお、現在ダイビング器材を使用せずに素潜りで伝統的に海女漁が行われているのは、世界中で日本と韓国のみである