総務省統計局が2021年3月現在の人口推計を発表しており、その中で自治体別の人口増減率が出ています。

21年度の統計では、人口が増えたのは1位沖縄のみで0.07%、2位神奈川の-0.01%、3位埼玉-0.06%となり、4位以降は千葉・滋賀・福岡・東京・大阪と続きます。沖縄以外の上位は所謂都市圏が多いですね。

人口増減は自然増減(子供が生まれる・高齢者が亡くなるの差分)と、社会増減(転入と転出の差分)に分けられます。1位沖縄は出生率が日本一高い都道府県であり自然増となっており社会増減がわずかにマイナスで合計すると増減トップとなります。都市圏は概ね自然増減はマイナスとなるものの、社会増減がプラスとなるため結果的に上位になるという形です。7位の東京は自然増減の数値である出生率が日本一低い自治体ですが、社会増が多いためあまり人口減になっていない形です。

逆のランキング、人口減幅が大きいの1位は秋田県です。人口減幅の大きいランキングはこちらにまとめています

※単位%

1 沖縄 0.07
2 神奈川 -0.01
3 埼玉 -0.06
4 千葉 -0.15
5 滋賀 -0.22
5 福岡 -0.22
7 東京 -0.27
8 愛知 -0.34
9 大阪 -0.36
10 宮城 -0.51
11 茨城 -0.53
12 山梨 -0.57
13 熊本 -0.58
14 兵庫 -0.6
15 栃木 -0.61
16 岡山 -0.64
17 群馬 -0.65
17 石川 -0.65
17 京都 -0.65
20 佐賀 -0.67
21 奈良 -0.69
22 静岡 -0.7
23 長野 -0.72
23 広島 -0.72
25 鹿児島 -0.75
26 宮崎 -0.78
27 北海道 -0.8
28 三重 -0.82
29 福井 -0.84
29 香川 -0.84
29 大分 -0.84
32 鳥取 -0.86
33 岐阜 -0.9
34 富山 -0.91
35 島根 -0.93
36 和歌山 -0.97
37 愛媛 -1.04
38 徳島 -1.05
39 山口 -1.08
39 高知 -1.08
41 新潟 -1.1
42 岩手 -1.16
42 福島 -1.16
44 長崎 -1.18
45 山形 -1.23
46 青森 -1.35
47 秋田 -1.52