2019年度(令和元年度)の産果樹生産動態等調査の「かんきつ類以外の果樹【落葉果樹】」にカリンの収穫量が掲載されています。カリンはのど飴の原料にもなっていますね。

1位は香川で19.8トンの28.1%、2位千葉で15.5トンの22%、3位山形で15.4トンの21.8%と3県でシェア70%以上を占めています。カリンは、弘法大師・空海が唐から日本に持ち帰ったとされ、最初に植えられたのが香川県とされています。その頃から生産が続いているとすると、凄いことですね。近年はのど飴の原料以外で目にすることが少なくなっておりますが、のど飴発売元のロッテと、カリン生産の中心地である香川県仲多度郡まんのう町は、2022年9月より「まんのう町民のカリン認知拡大推進に関する連携協定」されています。長い年月育て続けられているカリンのネクストステップが楽しみですね。

※単位t

香川 19.8 28.1%
千葉 15.5 22.0%
山形 15.4 21.8%