日本一の高さのある灯籠が秋田県能代市にあります。
能代市で行われる能代七夕で使われる 愛季 (ちかすえ) で、高さは24.1mあるとのこと。
能代七夕の公式サイトにその記載があります。

平成26年に制作・運行された2基目「愛季ちかすえ」です。
全高24.1m、城郭型の灯籠としては日本一の高さを誇っています。

能代七夕の公式サイトには、なぜ日本一高い灯篭を作ることになったのか、が簡単にまとめられています。

サイトによると、元々能代には背の高い灯篭を作る伝統があった。が、電線に引っ掛かるようになり大型化に歯止め。その後平成24年に電線が地中に埋められたこと、また活力が低下してきたからこそ大型灯篭を、となったそうです。ストーリーを読むだけでムネアツですね。

そして平成24年、能代市101号線の電線の地中化が完了したことにより、五丈八尺の大きさの灯籠を運行できる環境が整ったのを機に、大型の灯籠を復活させようという試みがなされました。

能代の活力が低下してきた今だからこそ、大型灯籠を復活させ、私たちのまち能代を元気にしたい。
能代に誇りを取り戻したい。
私たちはその一心で、1世紀の時を超えて大型七夕を復活させました。

平成25年、初の能代七夕「天空の不夜城」を運行することができました。五丈八尺(17.6m)の大型灯籠が1世紀ぶりに能代のまちにそびえ立ちました。
その翌年、平成26年には城郭型灯籠では日本一の高さを誇る24.1mの「愛季ちかすえ」を加え、能代のまちを練り歩きました。