令和2年度(2020年度)データによると「そらまめ (空豆)」は、鹿児島が23.1%でトップ。鹿児島に続くのが、千葉16.6%、茨城8.8%、愛媛5.6%、新潟・長崎3.5%と続きます。鹿児島県は長年首位についておりますが、22年度は鹿児島県の伸び率103%に対して、千葉県が138%と1位と2位の差が縮まっています。

空豆という名前はさやが空に向かってつくところからつけられた、と言われています。ステキな名前ですね。地中海・西南アジアが原産地で、イスラエルの新石器時代の遺跡から見つかるほど、昔から食べられている食べ物です。日本へは奈良時代に持ち込まれたと言われています。

ちなみに市別でいうと、鹿児島県指宿市が1位と指宿市公式サイトで発表しています。

指宿市はソラマメの生産量日本一

2022年度収穫量ランキング

順位 都道府県 収穫量【t】 シェア 前年産比
1 鹿児島県 3,530 23.1% 103%
2 千葉県 2,540 16.6% 138%
3 茨城県 1,350 8.8% 107%
4 愛媛県 859 5.6% 95%
5 新潟県 535 3.5% 109%
6 長崎県 533 3.5% 106%
7 宮城県 503 3.3% 105%
8 熊本県 397 2.6% 102%
9 福岡県 379 2.5% 104%
10 鳥取県 371 2.4% 100%
11 香川県 358 2.3% 98%
12 徳島県 296 1.9% 105%
13 和歌山県 268 1.8% 102%
14 秋田県 260 1.7% 111%
15 兵庫県 224 1.5% 133%
16 青森県 209 1.4% 125%
17 大阪県 173 1.1% 102%

データは農林水産省の「作物統計調査 / 作況調査(野菜) 確報 令和2年産野菜生産出荷統計」のそらまめの項目を参照しています。