一つ前の記事に書きましたが、宮崎県は日本三大珍味の一つ「キャビア」の生産量が日本一です。
そして、そのキャビアの元となる卵を産む、チョウザメの養殖の日本一の産地でもあります。
民間放送教育協会の番組、「日本!食紀行」の宮崎の会でそう語られていました。
以下、番組のウェブサイトからの抜粋です。

九州の南部、宮崎県。実に意外なものが生産量日本一になっています。それは、キャビア。
宮崎県は31年前からチョウザメの研究を進めており、現在は日本一のチョウザメ養殖産地となっています。そして、去年11月、宮崎産のキャビアを発売しました。

宮崎チョウザメのページによると、チョウザメ自体が高級食材であるとのこと。
また、養殖するに至った経緯も書かれています。

チョウザメの卵が世界三大珍味の一つである「キャビア」だという事をご存じの方は多いのですが、チョウザメの魚肉が高級食材だとご存知の日本人はごく少数です。チョウザメの魚肉は古くから食材として利用されており、ヨーロッパでは「ロイヤルフィッシュ」、中国では「エンペラーフィッシュ」と呼ばれ、時の王様や皇帝に食されてきたという歴史があります。寿命も100年近く生きるものもおり、不老不死の食材としての伝説が生まれたといわれています。
しかし、チョウザメの乱獲により絶滅が危惧され、2006年ワシントン条約によりキャビアの国際取引が禁止されました。
それにより養殖技術の確立が期待される中、宮崎県では1983年からチョウザメ養殖研究に着手し、2004年に長年の念願だった天然魚に依存しない完全養殖に成功しました。

そんなチョウザメから生まれたは宮崎キャビア1983と名付けられたブランド品となっています。
とても反響が高く、伊勢志摩サミットのレセプションでも使われたそうです。
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